コーポレート・ガバナンス・オブ・ザ・イヤー®2017 受賞企業発表

2018/02/06

政府による成長戦略のひとつとして、コーポレートガバナンスを用いて、中長期的に健全な成長を遂げている企業を応援する企業表彰、コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー® (通称:ガバナンス表彰)の2017年度受賞企業を決定しました。

受賞企業

Grand Prize Company

花王株式会社


Winner Company

参天製薬株式会社


第一三共株式会社


東京都知事賞

株式会社 野村総合研究所


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入賞各社は、いずれもコーポレートガバナンスを経営に活かし、自社を改革しながら、中長期の健全な成長を実現している企業と評価しました。

候補企業群の経営力については、みさき投資の企業分析の枠組み「みさきの黄金比」を活用しました。これは経営指標間のあるべき関係、「ROE≧ROIC≧ROA≧WACC」を示した式で、「事業リスクに見合った財務リスクの取り方」「余剰資産を持たない経営」「資金提供者の期待リターンを上回る資本生産性」という観点を満たしているかを評価する枠組みです。
みさき投資株式会社 『働く株主®』をコンセプトとしたエンゲージメント投資を専門とする資産運用会社。2013年に設立され、現在企業年金・大学基金など国内外の投資家から数百億円を受託し、日本の優れた上場企業10社程度だけに厳選した長期投資を行っています。

Grand Prize Companyに選出された花王株式会社は、ガバナンスに対して早期から取組み、その歴史も長いこと、そしてガバナンスをフルに活用し、年々進化を続けています。近年では、取締役会を有効に機能させるために、取締役会議長も社外取締役より選出し、社外取締役の数も増やして、共に中長期の企業価値創造を創ることを目指し、継続して高い経営力を発揮しています。
 審査委員長 斉藤惇氏は、「花王株式会社は、形式的にもガバナンスに早く取り組み、継続してきた企業です。守りのガバナンスでは、自己に厳しい姿勢を取締役会も含めて社内に徹底し、内部統制では形だけでなく、運用にも重点を置いています。また攻めのガバナンスでは、澤田社長は取締役会を夢の実現の場であり、社外取締役との議論をエンジョイしていると言います。取締役会自体が機能している素晴らしい例であり、高いステージに進んでいると思います。日本の産業界における、ガバナンスのリーダー、手本となる企業として、今年のGrand Prize Company(大賞)に選定しました」と語っています。

東京都知事賞は、東京都が推進する「国際金融都市・東京」構想(平成29年11月)においては、金融による社会的課題解決への貢献を1つの柱とし、ESG投資を重視しております。東京都知事賞は、コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2017の選考対象企業のうち、コーポレートガバナンスが優れていることに加え、環境対応、女性活躍推進、ダイバーシティ対応、働き方改革などのESG活動を積極的に行っていると認められる企業に対して付与されます。


WEB 国際金融都市・東京の実現

運営体制

主催 一般社団法人 日本取締役協会
後援 金融庁、経済産業省、法務省、東京都、東京証券取引所/日本取引所グループ
協力 日本公認会計士協会、一般社団法人 日本IR協議会、アジア・コーポレートガバナンス協会

審査委員会
委員長 斉藤惇氏(日本野球機構会長・プロ野球組織コミッショナー)
委員 Lady Barbara Judge CBE, Chairman, Institute of Directors (UK)、井伊重之(産経新聞 論説委員)、伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長、一橋大学大学院商学研究科特任教授)、太田洋氏(西村あさひ法律事務所パートナー弁護士)、冨山和彦氏(当協会副会長、株式会社 経営共創基盤 代表取締役CEO)、中神康議氏(みさき投資 株式会社 代表取締役社長)
データ分析協力 みさき投資 株式会社

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