コーポレートガバナンスに関する企業表彰制度を新設

2015年10月 2日

当協会が主催する、コーポレートガバナンスに関する企業表彰制度「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー」*注1を新設します。

政府成長戦略のひとつとして、日本企業の稼ぐ力を推し進めるコーポレートガバナンスに重点がおかれました。コーポレートガバナンスをより良くしようとする企業を後押しすることは、企業ひいては日本経済の成長を促進する活動の一助となると思われます。

受賞企業は2016年1月下旬に発表、同年2月2日(火)に東京都・千代田区で表彰式を開催する予定です。

目的

日本で活動する企業のコーポレートガバナンス向上によって、経営の効率化、企業の中長期にわたる成長を実現することにより、日本経済の発展に寄与します。

  • 中長期の業績向上のために、コーポレートガバナンスの仕組みを活用している企業と、その経営者を後押しします。
  • ベスト・プラクティス・モデルを広く紹介することにより、各企業のコーポレートガバナンスに対する考えを啓蒙します。
  • 内外の規制当局、市場関係者、取締役協会等関連団体とのネットワークを活用し、よりよいコーポレートガバナンスのかたちを提案していきたいと思います。

概要

表彰カテゴリー:コーポレート・ガバナンス・オブ・ザ・イヤー (企業賞) 通称「ガバナンス表彰」
コーポレートガバナンス・コードの目的に沿うように、中長期的に健全な成長を遂げるための、日本で活動する上場企業から、取締役会の改革を外形、実績、成長性の高い企業1社を選定し、その他に優れた会社がある場合は、1~2社程度優秀賞も選出します。

次年度以降、個人賞(コーポレートガバナンス普及に貢献、先駆的な役割を果たした個人を対象)、研究賞(大学教授、研究者の公募論文審査)を予定しています。

審査方法および審査委員会

金融庁・東証の定めるコーポレートガバナンス・コード に準拠し、経済産業省が提案するガイドライン 、ベストプラクティスの導入状況、代表的な財務指標による分析、社会的な意義や影響力も考慮しながら、審査委員会で議論して選定します。

スケジュール

2015年9月~2016年1月 選考・審査

2016年1月下旬 授賞企業発表(プレスリリース)

2016年2月2日(火) 授賞式

運営体制

主催 一般社団法人 日本取締役協会

後援 金融庁、経済産業省、法務省、株式会社 東京証券取引所、

協力 日本公認会計士協会、一般社団法人 日本IR協議会、アジアコーポレートガバナンス協会

データ分析協力 みさき投資 株式会社

*注1: 商標登録2015-58638