Vol.18 - 2025年4月号

Vol.18 - 2025年4月号

2025年5月15日

CONTENTS

FORWARD
託された未来をひらく 高倉透HTML
INFORMATION
コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2024 表彰式を開催 
FEATURES: 会社機関設計の改善に関する提言
機関設計が目指すべきゴールと改革のステップ 冨山和彦(日本取締役協会 会長) HTML
SPECIAL TALK: 識者に聞くコーポレートガバナンス

日本経済の成長とコーポレートガバナンスの必要性 HTML

宮内義彦(日本取締役協会 名誉会長、オリックス シニア・チェアマン)
芳賀裕子(名古屋商科大学ビジネススクール 教授)

PICK UP
親会社の社外取締役の役割と責任 八田進二
OPINION
コーポレートガバナンスは「WHY/なぜ」から始めなければならない コールバッハ フローリアン(商学博士)
SPECIAL ISSUE:人的資本経営とガバナンス
三井住友海上が取り組むスキルを軸とした人的資本経営 井上太郎(三井住友海上火災保険 専務執行役員)
PICK UP:略語「超」解説
DDM(配当割引モデル) 熊谷五郎(日本証券アナリスト協会 企業会計部長、東京大学金融教育研究センター 招聘研究員)
OPINION
コーポレートガバナンス改革の「実践」に向けて 野崎彰(金融庁 企画市場局 企業開示課長)
STORIES
同意なき買収とコーポレートガバナンス 澤口実 (森・濱田松本法律事務所外国法共同事業 弁護士) 
OPINION
トランプ2.0、日本への余波 中林美恵子(早稲田大学 教授、 グローバルビジネス学会 会長)HTML
EDITOR'S PICK
グループ・ガバナンスの重要性に対する 日本企業の認識と対応の現状 飯塚尚己(合同会社アイ・アール・アイ 代表)
OPINION
日本の株式市場の変革をもたらす「三点セット」  伊藤友則(早稲田大学ビジネススクール ビジネス・ファイナンス研究センター 研究員教授)
5 THINGS TO KNOW: コーポレートガバナンス基本ワード解説
役員報酬~知っておきたい5つのポイント~ 阿部直彦(ペイ・ガバナンス日本 マネージングパートナー) 
CG COLUMN
吹き荒れるトランプ旋風 井伊重之(経済ジャーナリスト)
LEGAL INSIGHTS
ミドル・スモール上場企業に求められる 経営・ガバナンス改革 鳥飼重和(鳥飼総合法律事務所 代表 弁護士)、久保田真悟(同 カウンセルパートナー)
INFORMATION

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編集後記

お気づきですか。本誌文章レイアウトを、縦書きから横書きに変更しました。

基本パソコンやスマホの画面も横書きであり、横書きの方が読者の皆様にも馴染みがおありかと思います。人間の目を覆う皮膚は横の方向に開いており、眼球を左右に動かす運動がより得意なのだそうです。ROE等の英略語を本誌では比較的多用しますから、表記面でも好都合です。

引き続きご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

お気づきですよね。TV局・コンビニ等、コーポレートガバナンスに関する話題がメディアで頻繁に取り上げられていることに。そして独立社外取締役による特別委員会等に重要な判断がゆだねられるなど、時代は大きく変わりました。

22年間変更のなかった指名委員会等設置会社の機関制度の見直しを、当協会は今年1月に提言しました。モニタリング・モデルの更なる普及により、ガバナンス水準をより高めていくことを目指す目的です。ガバナンス向上は10年の計、早く着手することが重要でしょう。

編集長 丸尾英二