Vol.17 - 2024年12月号

Vol.17 - 2024年12月号

2024年12月16日

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CONTENTS

FORWARD
リスクテイクの対象は「目に見える資産」か、「目に見えない資産」か 神林比洋雄PDF MEMBER
CEO'S EYE
味の素グループ 企業価値向上の処方箋 藤江太郎 PDF MEMBER
TALK & TALK: 冨山会長が聞く〜コーポレートガバナンスの最前線

日立が見据える「プロアクティブガバナンス」 PDF MEMBER

東原敏昭(日立製作所 取締役会長 代表執行役)
冨山和彦(日本取締役協会 会長)

PICK UP
社外取締役はガバナンス粉飾に加担するな 八田進二
SPECIAL ISSUE:人的資本経営とガバナンス
LIXILが取り組む人的資本経営について Jin Montesano(LiXIL取締役 代表執行役専務 人事・広報・渉外・ Impact 戦略担当 兼 Chief People Officer)PDF MEMBER
PICK UP:略語「超」解説
WACC(加重平均資本コスト) 熊谷五郎(日本証券アナリスト協会 企業会計部長)
INFOMATION
女性活躍推進ワーキンググループの活動報告PDF MEMBER
5 THINGS TO KNOW: コーポレートガバナンス基本ワード解説
「ESG・サステナビリティ情報の開示」〜知っておきたい五つのポイント〜 鈴木泰司(トーマツ パートナー 公認会計士)PDF MEMBER
OPINION
人的資本経営におけるジョブ型雇用 横山美帆(清水謙法律事務所 代表 弁護士、スターフライヤー 会長)PDF MEMBER
SPECIAL ISSUE: 議長の仕事
取締役会で本質的な議論を進め、執行と監督の冷めない距離を取る、それが議長の役割 広瀬道明(東京ガス 相談役)、 山本良一(J・フロントリテイリング 顧問)、松﨑正年(コニカミノルタ 名誉顧問)PDF MEMBER
LEGENDS & THEIR HEIRS: レジェンドとその想いを継ぐ者
吉丸由紀子 (積水ハウス 社外取締役、ニチレイ 社外取締役) × 藤木貴子(グーグル 上級執行役員 マネージングディレクター、ダイワボウホールディングス 社外取締役) PDF MEMBER
SPECIAL ISSUE: 強いボードを作るには
更なる執行と監督の分離、社外取締役の強い企業改革意識と強い事務局が必要 橋谷義典(クオンタムリープ 代表取締役副会長) PDF MEMBER
INFOMATION
「同意なき買収」時代に備える~企業価値を高めるコーポレートガバナンスPDF MEMBER
EDITOR'S PICK
コーポレート・トランスフォーメーション(CX)実現に向けた取締役の果たすべき役割 中防保(レイヤーズ・コンサルティング 代表取締役COO 公認会計士)、青柳智子(同 経営管理事業部 兼 BPO事業部 バイスマネージングディレクター CFO・Xソリューションチームサブリーダー)PDF MEMBER

CG COLUMN
労働市場改革が宙に浮く懸念 井伊重之(経済ジャーナリスト)PDF MEMBER
LEGAL INSIGHTS
事業ポテンシャルを引き出す法的事業設計エクセキューション・デザイン 水島淳(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー 弁護士)PDF MEMBER
INFORMATION

年間購読のご案内  /  次号予告  / 編集後記


編集後記

早いものでもう年末。今年は皆様にとって、どんな年でしたか。

日本では、元日から能登地方で大地震に見舞われ、7月日経平均は最高値を記録、10月衆議院選では自民党が大きく議席を減じました。

海外では、ウクライナやガザの紛争に終わりがみえず、米国では共和党トランプ氏が次期大統領に再選出。地政学的緊張の高まり、災害、インフレの影響を受けた政治変動などが、とても目についた一年であったように感じます。

一方で日本のコーポレートガバナンスに目を転じれば、ACGAランキングでもアジア第2位に上昇、海外機関投資家からも一定の評価を得ながら、前に踏み出しつつある印象です。ただしここからが本番であり、真価が問われて参りましょう。

すでに夏頃からは海外投資家の株式売り越しも散見され、アクティビズムも依然活発です。一過性ではなく、緩めることなく着実に、各企業でのガバナンスが向上され、稼ぐ力の強化につながりますようにと願います。

そして読者の皆様にとり、来年が更によい一年でありますように。

編集長 丸尾英二