2023年8月21日
企業経営の改革者に聞く~トップランナー
[トップランナー]小島啓二 × [ボードの女神] 太子堂厚子 HTML
小島啓二(日立製作所 取締役 代表執行役 執行役社長兼CEO)
太子堂厚子(森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士)
我が国のベンチャー・エコシステムの高度化に向けた提言
G型スタートアップ創出のためのレベル・プレイング・フィールドの実現を目指して
宮下和昌(日本取締役協会 会長補佐、IGPI 弁護士法人 代表弁護士) HTML
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2015年にコーポレートガバナンス・コードが初めて制定されてから、はや8年が経つ。
経営に携わる人でコーポレートガバナンスを知らない人は少数となり、隔世の感がある。
ガバナンス・コード作成に貢献された方が、「今の株価高は日本企業のガバナンス整備が漸く評価されてきたものだ」とコメントされていた。海外投資家からの一定の評価が、日本株買いにつながっていると言える。だが為替安や中国経済減速等による、消去法での日本市場への資金流入であることもまた否めない。本格的な信頼を伴った真の日本株買いの実現のためにも、ガバナンスは更に進化していく必要がある。
一部の国内スタートアップ企業においては、ガバナンスとは上場する際に初めて必要になるものとの認識もある。世界に雄飛するためには、海外投資家の参画をも想定して、早い段階から準備しておくことが望ましい。
スタートアップへの啓発など、やるべきことは沢山ありそうだ。
編集長 丸尾英二